今回ご紹介する新コーティングメニューの『グラフェンコーティング』とは、今までコーティングで主流だったガラスコーティングやセラミックコーティングとはまた違った素材のコーティングとなっています。
ガラスコーティングではボディーの上にガラスの膜を張ることでボディーを保護していますが、グラフェンコーティングではグラフェンという素材の膜を張ることになります。
・グラフェンとは?
車好き・洗車好きの方は最近耳にすることがあるかもしれませんが、ほとんどの方が聞いたことがないような素材だと思います。
そもそも私もこういうコーティングが有ると知るまで、グラフェンのグの字も知りませんでした。
早速Google先生に聞いてみると何やら色々凄いことが書いてありました。
炭素(カーボン)原子が網目のように六角形に結びつきシート状になったもので、めちゃくちゃ薄く、軽くてしなやかで透明。
化学耐性や耐熱性も高く、ダイヤモンド並の強度を持ちながら柔軟に折り曲げることができる。
他にも色々と書いてありましたが、まぁとにかく凄い素材ってことですね。
というわけで、そんな凄い素材を使っている『グラフェンコーティング』の特徴や施工後の感想などをご紹介していきます。
グラフェンコーティングの特徴
当店で施工するグラフェンコーティングは硬化型ではありませんが、科学の力で強固に定着し、コーティング被膜の耐久年数は1年程度です。この耐久年数はそれぞれ使用状況や駐車環境なども違うので、あくまでも目安となります。
当店で取り扱っている硬化型ガラスコーティングより耐久性は劣りますが、その分施工料金はお安くなるので、年に一度定期的にコーティングすることで綺麗を維持できます。
また、ガラスコーティングの弱点であったスケール(鱗状のシミ)が付きにくく、耐薬品性や耐塩害腐食性が高いので、海が近く、冬には融雪剤を撒く当店がある地域にはピッタリのコーティングです。
こんな方におすすめです!
・普段あまり洗車をしない方
どんなに良いコーティングをしていても、普段の洗車を全くしなければ何もしてない状態よりは汚れにくくなりますが、やっぱり汚れてしまいます。長期間の耐久性のあるコーティングをされて、日々の洗車やメンテナンスを楽しみながらご自身でできる方ならばそちらの方が良いですが、普段あまり洗車はできないけど、綺麗な状態をキープしたいという方は、一年に一回という定期的なスパンでコーティングをされた方が良いと思います。
・黒などの濃色車の方
ガラスコーティングに比べ、シリカスケールなどの汚れが付きにくいので、濃い色のお車の方にはおすすめです。
・海の側や雪がよく降る地域にお住まいの方
さきほどの特徴でも書きましたが、グラフェンコーティングは耐塩害腐食性が高いので、潮風や融雪剤(塩化カルシウム)などからボディーを守ります。
・硬化型コーティングのトップコートとして
グラフェンコーティングはベースコーティングとして使っても十分だと思いますが、硬化型コーティングのトップコートとして重ねることも可能です。硬化型コーティングで得られる艶を更に引き上げ、さきほどの特徴でご紹介したようにボディーを保護する力も増します。
実際に施工してみての感想!
何事も実際に試さないとおすすめできないので、展示車両に施工してみました。
施工車両はパールのお車でしたが、艶感も上がり映り込みも増しました。主観ですが、ガラスコーティングのようなパキッとした感じではなく柔らかい感じの艶かなと思いました。
撥水に関しても、天面は雨のような細かい水滴をかけたときはしっかりと水玉になって、ホースでかけると疎水のような感じでスーと引いていきます。サイドはコロコロと水玉になって落ちていき洗車後の拭き上げが楽になります。
耐久性に関しては、今後経過を観察していこうと思います。
感想としてはとてもおすすめできる商品だと思いました。
実際に施工をしている車も展示していますので、お近くで気になる方はお気軽にご来店ください。
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