タイヤバーストで入庫のクラウン!
先日、タイヤがパンクしたと入庫されたクラウンのお客様!
走行中にいきなりガタガタと揺れだし、車を停めるスペースがなくしばらく走行されたとのことです。
遠方だった為、自動車保険のロードアシスタントサービスを使用し、とりあえずスペアタイヤに交換して当店まで来られました。
原因は、車高を落としている為キャンバーがついていて、タイヤの外側は溝があるので問題ないと思っていたら、内側がツルツルでワイヤーが出ていてタイヤが裂けた様です。
タイヤは見事に裂けていました!
パンクしたタイヤを見てみると、しばらく走行した為タイヤは見事に裂けていました。
ビード部分から裂けていたので、ホイールからバラすのに一苦労しましたが、なんとかバラせました。
ホイールにも傷が入っていましたが、幸い歪みなどは無いようなのでそのまま新品タイヤに組替となりました。
リア逆側もワイヤーが!
パンクした反対側のリアタイヤです。
こちらも外側は溝があるように見えますが、内側3分の2はツルツルでワイヤーも出ていてレーシングタイヤのようになっていました。
組付てバランス取って完了です!
今回取付したタイヤサイズは、フロントが225/40R19、リアが255/35R19です。
国産タイヤでこのサイズを選ぶとかなりの高額になるので、今回は海外製のタイヤを選びました。
低車高・扁平タイヤの方はご注意を!
ということで、「タイヤを小まめにチェックしましょう!」というお話でした。
今回は事故などが起きなかったので良かったですが、走行中のパンクやバーストはとても危険です。
特に車高を落としているお車は、キャンバーがついてタイヤの内側しか接地しないため、ご覧のように外側を見るだけではタイヤの溝が減っているようには見えません。
こちらは車高調整で入庫された別のお車ですが、見事に内側だけワイヤーが出て亀裂も入っています。とりあえず応急措置としてスタッドレスタイヤへ履き替えました。
このように事前に気付ければいいですが、気付かずにそのまま乗られていたら、こちらのお車もバースト、もしくはパンクされていたでしょう。
ですので、何年か履いているような方は、時々手でタイヤの内側を触ってみるなどして確認してみてください。
また、扁平タイヤは空気が入っているか目視ではわかりにくいので、定期的にエアーのチェックも忘れずに!
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