210クラウン TVキャンセラー取り付けて走行中視聴可に！

多くの方が不満を感じる走行中にTVやDVDの映像が映らない純正マルチです。

安全面を考慮して、運転中に画面を注視しないようにこの様な仕様になっていますが、助手席の方などは退屈なときは見たいと思います。

もちろん社外ナビなども説明書通りの接続方法では、映像が映らないようになっていますが、配線の接続先を変えるだけの簡単な加工で、走行中もTV・DVDが見れるようになるので、走行中見れるように取り付けされているのがほとんどです。しかし、メーカーオプションなどの純正マルチになると、TVキャンセラーなどの配線を接続しないと、社外ナビと同じ様な方法では解決できません。

そこで、今回は210系のクラウンにテレビキャンセラーを取り付けて、純正マルチでも走行中にTV・DVDを視聴できるようにしていきます。

作業内容はナビ本体の裏に配線を割り込ませるだけなので、ある程度車をイジれる人ならいたって簡単です。

まずは、ナビ本体を外すために周りのパネルを外していきます。

210系クラウンのナビ本体は、エアコン操作パネルの下のCDを入れる部分なので、赤丸で囲んでいる左右の細長いパネルと、青枠のセンターコンソール部分のパネルを外す必要があります。

どちらもクリップで止まっているだけなので、引っ張ったら外れます。その際は、クリップの向きに注意しながら慎重にしないと、横方向に引っ張ってしまうと、簡単にクリップが折れてしまいますので気を付けてください。また、センターコンソール部分のパネルはシフトノブを外さないと外れません。シフトノブはグリップ部分を反時計周りに回したら外れます。

パネルを外しました。

センターコンソール部分のパネルは、裏に配線がつながっているので、コネクター部分で外します。

あとは、ナビ本体を固定しているボルトを4箇所外し、手前に引っ張ったらごそっと外れると思いきや、上のマルチ部分を外さないと取れない作りになっていました。

ということで、マルチ部分を固定しているボルト（上青丸付近の一番上）を左右外し、外す必要は無いので、手前に引っ張って浮かせます。

これで、画像で見えている青丸2箇所と、画像ではわかりませんが上部青丸付近に2箇所止まっているボルトを外して、手前に引っ張ったら外れます。

青丸部分のコネクターを外します。

このコネクターは、2つのカプラーが1つに合わさっている様な作りになっているので、外したら分解してそれぞれに分ける必要があります。

取り付け後の画像です。

青丸部分がTVキャンセラーになります。

ばらしたカプラーにつなぎ、反対側を組み付けてナビ側に取り付けして完了です。

あとは、取り外した手順と逆の順番に戻したら作業完了！

これで走行中もTV・DVDを見れるようになりました。

運転中の画面の注視はとても危険なので、あくまでも助手席の方のためということで、取り付けや使用等は自己責任でお願いいたします。

今回は210系クラウンへの取り付けでしたが、その他車種などもお気軽にご相談ください。